下腹ケア
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下腹でちゃうよ国家ニッポン ②靴・歩きの機会

下腹ポッコリを解消するためには、座り姿勢では特に骨盤後傾、骨盤が後ろに倒れる姿勢に要注意ですが、歩きの時に気をつけたいのが「ヒール靴での歩行」です。

脚全体が効率的に使える、骨盤が立った姿勢を保つ歩行は、「足裏の動き」がカギになります。歩くとき、足裏の重心はかかとで着地し、土踏まずの外側を通って、足指の付け根に至ります。そして足指でしっかりと地面をつかんで蹴りだします。この動きができることで、脚の前後の筋肉が骨盤と太ももとをつなぐ股関節からしっかりとバランスよく動かせるため、美しく負荷の少ない歩きができるのです。

ヒール靴を使用すると、足がつま先立ちのまま固定されてしまい、つま先に大きな負担がかかります。足指の付け根で着地するので、衝撃を抑えるために脚の前側が張ります。
脚の前に極端に重心がかかると、それとバランスを取ろうとして、上半身が反り、骨盤が前傾します(参考※)。背筋が伸びたようになるので、一見良い姿勢のようですが、腰への負担が高く、また骨盤底筋群と横隔膜の間の内臓が縦に収まらないために、下腹が出る原因にもなります。

ひざが曲がってしまっている方もよく見かけますが、これも膝裏の筋肉が衝撃に耐えられず、曲げて衝撃を受けるためです。ひざ痛などの原因にもなりえます。

ヒール靴とヒールのない靴、両方をバランスよく履くようにし、かかとからの着地、足指をしっかり使ってけりだす歩きを意識するようにしましょう。

参考※理学療法学Supplement 2014(0), 1828, 2015 公益社団法人日本理学療法士協会