スポーツでは始めて行う場合、フォームといってその運動に適した姿勢を最初に覚える必要があります。
これはそのフォームを習得する事で、スポーツをより効率的かつ効果的に行えるからです。
普段なにげなく日常生活を過ごしている私たちにも、実は正しいフォームがあります。
それが姿勢です。
まずは正しい姿勢を身につけましょう
骨盤底筋のトレーニング方法を習っても、姿勢が悪ければ骨盤底筋は使われませんし、腹式呼吸も正しい姿勢で行わないと意味がありません。
背中を丸めた猫背の姿勢や、腰を反らしすぎた反り腰の姿勢を続けていると、骨盤底筋の角度が悪くなってしまい腹圧がかかりダメージを与えてしまいます。
骨盤を真っすぐに起こした姿勢を保つことが大切ですが、自分の骨盤がどのように傾いているのかを知りましょう。
自分の骨盤のゆがみを鏡でチェック
鏡に自分の全身を映しましょう。
下記のチェック項目があれば要注意です。
・腰骨の高さが左右でどちらかが高い
・ウエストのくびれ方が左右で異なる
・肩の高さが左右で異なる
・ひざの向きが左右で異なる
・つま先の角度が左右で異なる
この項目であてはまるポイントがあれば姿勢について見直しましょう。
知っておきたい正しい姿勢とは?

正しい姿勢をご紹介します。
正しい姿勢とは、立った姿勢を真横から見たときに、耳、肩、太ももの外側の出っ張った骨、ひざ、くるぶしの前が一直線になっていることです。
壁に後頭部、肩、肩甲骨、お尻、かかとをつけて立ってみてください。
背中と壁に手の平の厚さ分のすき間があることが重要です。
ときどき壁の前で、この姿勢ができているかどうかチェックしてみてください。
肛門をキュッと締めるとうまくできるようになります。
参考文献 自分で治す!頻尿・尿もれ 関口由紀著 洋泉社