尿もれケア
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骨盤底筋群と人類のからだの歴史

骨盤底筋群に大きな負荷がかかる妊娠・出産。人類は進化の過程で、骨盤底筋群がより緩みやすい体になってしまった可能性があります。
というのも、人間の祖先である類人猿は、子育て期に母親と子供だけで過ごしている形跡が見られ、子供が独り立ちするまで数年かかっていました。そのため、次の子供を産むまでの期間が長かったとされています。

人間は授乳期が2~3年ほどで、子供を家族や共同体の仕組みで育てる社会が出来上がっています。前の出産からそれほど間を置かずに、次の子供を生める体になっています。日本でも多産だった時代は子供が5人を超える世帯がよく見られました。

現在でもオランウータンやチンパンジーなどは人間と比べるとはるかに次の出産までの間が長いのが特徴です。つまり骨盤底筋群に大きな負荷をかける機会が人間よりずっと少ないのです。

社会という素晴らしい仕組みを構築しながら、たくさん子供が生める体である人間。だからこそ、骨盤底筋群は出産をよりスムーズに、出産後の回復を健やかに過ごすためにも、大事にしていきたいインナーマッスルです。