尿漏れ対策方法
テーマ:尿漏れ対策方法

股間にピンポン玉のような違和感を感じたら

尿漏れ症状を起こしていなくても、骨盤底筋がゆるむことによって現れる現象は他にもあります。

・股間にボールのようなものが触れる
・椅子に座るとボールの上に座っているような感じがする
・股間に何か挟まっているような異物感がある
・尿がチョロチョロ出てすっきりしない
・夕方になると股間の不快感や下垂感、異物感が強くなる

上記のような場合は、膣から膀胱や子宮、直腸などの臓器が出てきてしまっている可能性があります。

ピンポン玉のような正体とは

最初のうちは、夕方になるろ膣の中にピンポン玉のような異物感を感じることがあるものの、朝起床すると違和感を感じなくなるので、特に気に留めることもないのですが、症状が進んでくるとだんだんと違和感も強くなり、異物感をより感じるようになります。
その異物感の正体が、膀胱や子宮、直腸なのです。
進行すると下腹部の痛みや尿漏れにもつながります。

ピンポン玉のような違和感を感じる原因は

上記のような症状は、骨盤臓器脱と言われています。
骨盤臓器脱の原因は、骨盤底障害という骨盤底筋の靭帯の損傷や、筋肉の衰えにあります。
出産や加齢によって、骨盤底筋の靭帯や筋肉は外傷レベルにダメージを受けてしまいます。
ダメージによって弱ってしまうことで、臓器を支える機能が低下し、膣から出てきてしまうのです。

違和感を感じたらとるべき対策とは

臓器脱は違和感を感じる初期状態の場合は骨盤底筋トレーニングによって骨盤底筋を鍛えることが有効です。
臓器を支える膣ハンモックをトレーニングによってしっかり鍛え直し、出てくるのを防ぎます。

女性医療クリニックLUNAグループの関口由紀医師による骨盤底筋トレーニング方法について動画をご覧ください。

具体的に方法をご説明します。

上記は骨盤底筋を引き締めるイメージのイラストです。
根本的に骨盤臓器脱を予防、改善する為には、骨盤底筋をしっかり鍛えることが必要です。
トレーニングは立って行うのが基本です。
体全体の力を抜いて、背すじをまっすぐに伸ばします。
1)肛門を締める
まず、おならを止めたり便を切ったりするようなイメージで肛門に力を入れて締めます。このとき、骨盤底筋は、後ろ(背中側)から前(おなか側)に向かって動きます。
2)膣・尿道を締める
次に、膣・尿道をキュッと締めます。排尿している途中で尿を止めるようなイメージで行うといいでしょう。すると、骨盤底筋は、前から後ろに向かって動きます。
3)骨盤底筋を中に引き込む
最後に、骨盤底筋を上に引き上げます。腹式呼吸を行いながら、頭の上にしぼみ上げるようなイメージで引き上げます。

他にも骨盤底筋の動かし方について詳しくまとめてあります。
小刻みに動かしたり、じっくり動かしたりする方法を学ぶことでトータル的に骨盤底筋を強くしましょう。

違和感を感じたら、どこに相談するのが良いの?

日常生活に支障をきたすような状態でなくとも、ピンポン玉のような違和感を感じた場合は医療機関を受診することをお勧めします。
一般的には、泌尿器科ですが、とくに骨盤臓器脱の場合は女性を対象にした女性泌尿器科やウロギネセンターが良いでしょう。
これらのクリニックは、婦人科と泌尿器科の両方に詳しい専門医が診察しますので、女性にとってとても安心です。
まずはお近くの婦人科にお気軽にご相談ください。